2000/10/23
雑 貨


 近頃、「雑貨」が熱い。辞書で引くと雑貨とは「食料品・ちり紙・スリッパ・ほうきなどの、ちょっとした日常生活品のこと」と書いてあった。このちょっとした物たちは近所のスーパーマーケットに行けば、全部買い求める事が出来る。しかし、今はこだわりの時代。ほうき1つでもそん所そこらの店では買いたくない。という人が増えてきている。あなたもその1人かもしれない。ほうきの為に電車に乗り、おしゃれな雑貨店がたち並ぶ町に急ぐ。そこは、まさに雑貨天国。ひとつひとつよく見ると、本当にちょっとした日常生活品。昔ながらの亀の子タワシだって、軍手だってある。でもなぜか輝いて見えるのはどうしたものか。それは、買い物に来た客の高いテンションのせいではないだろうか?この店には何かステキな物がきっとあるのでは、と胸を躍らせる。

 私の知り合いは「雑貨」という文字を見るだけで、興奮するそうだ。最近、アウトレットモールなどのショッピングセンターがいろいろな所でオープンしているが、洋服だけ 販売しても客は入らない。雑貨店を配置することは今や当たり前になってきている。やはり、子供のおこづかいでも買えて、いろいろな種類のものがあって、そしてカラフルに並べられている雑貨店は魅力があるのだろう。

 しかし、雑貨は安い物ばかりでは無い。ドイツ製やデンマーク製などいろいろな国の生活雑貨がたくさん店頭に並ぶようになったが、これがけっこうな値段。でも、飛ぶように売れている。今や、雑貨もこだわりの時代。安くても、高くても使う人の心を楽しく豊かにしてくれるのが、ちょっとした物たち、ちょっとした日常生活品らしい。

 他人事のようにこの文を書いてきた私は実は、雑貨大好き人間でした。文中に「物たち」とつい愛着を込めて書いてしまいました。では。


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