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| 2006/02/20 |
| 屋根葺き替え工事 |
本社の事務所の屋根を葺き替えました。以前の屋根はトタンでしたので、「錆がでたら錆を落として銀色に塗装する」という作業を、だいたい3年に一回の間隔で行っていました。今回は、さすがに社長も塗り替えが面倒らしく、「もう塗り替え大変だから、ステンレス板にしよう」ということで葺き替えることになりました。
下の写真は、板金屋さんが特に気を使って施工してくれた箇所です。入母屋の屋根の先端がそり上がっているので、屋根の間口の中央部が一番低くなり、屋根の両側先端部が一番高くなっています。そのため、雨水が先端部から中央部へ向かって流れていきます。ということは、鼻隠しの下を流れる水を考えて、鼻先下の爪唐草と呼ばれる板金を屋根の中央部から両側の先端部に向かって施工する必要があります。最初に取り付けた爪唐草に次の爪唐草を差し込みながら、釘を隠すように施工していきます。また、ここで使われた爪唐草の長さは7寸ですが、この長さは屋根のそりが大きいほど短くしていきます。これはアールの部分がきつくなればなるほど、爪唐草を小さくしないとアールに沿って板金を曲げきれなくなってしまうためです。間近で見ていないと気が付かないところですが、その他にも技が使われています。板金の技術は、なかなか奥深いものがありますね。細工が細かい銅板を葺いている現場があれば、気にしながら見物すれば、板金屋の粋な技を垣間見ることができると思います。
最後は、銅板の雨樋をつけて出来上がりです。銅板の金色が、ステンレス板の黒の脇でやたらと目立っていますが、雨に打たれながら、いつの日か気づかぬうちになじんでいることでしょう。
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